
お知らせ
2025.07/21
夏芸大「高校生のための!縄文ホネホネ講座~骨から読み解く人類史~」
東北芸術工科大学が高校生向けの夏講座を開催します。
文化財保存修復研究センターから骨マニアの研究員が講座を受け持ちます。
この機会にぜひ、考古学の世界を覗いてみてはいかがでしょうか。
「高校生のための!縄文ホネホネ講座~骨から読み解く人類史~」
考古学:青野友哉 教授
“どうしてあの子は小顔なの?”“私の親知らずが生えないのはなぜ?”“貝塚の中の骨が腐らないってホント?”。そんな謎を、貝塚から発掘された実物の縄文人の骨や魚の骨、土器や石器に触れながら、一緒に解き明かしてみませんか?
私たち日本人はどこからきたのでしょう。答えは私たち自身の骨や歯の形を見るとわかります。そして、私たちの祖先の縄文人が何を食べていたのかも、貝塚に残された動物の骨を調べると見えてきます。つまり、「ホネ」は情報の宝庫なのです。本講座ではワークショップを通じて考古学と人類学の知識と技術を学ぶことができます。
①缶詰発掘体験
サバやサケ、イワシなどの缶詰から、丁寧に中骨だけを「発掘」します。取り出した骨は観察し、スケッチすることで形の特徴を覚えます。その後、縄文時代の貝塚から見つかった魚の骨を分類するとあら不思議! 初めてなのに魚の種類がわかるようになっています。
②人骨を並べてみよう
みんなで協力してヒトの骨格標本(模型)を正しく並べてみましょう。骨の仕組みや男女の見分け方がわかるようになります。その後、歴史遺産コースの学生が発掘した縄文人骨(実物)を観察し、私たちとの共通点と違いについて考えます。
[参加者準備物]なし
開講日:8月8日(金)10:00 ~ 15:00
参加費用:1,000円
夏芸大(於:東北芸術工科大学)
夏芸大開催期間:2025/7/30(水)~8/8(金)
申し込み締め切り: 2025/7/28 (月)
夏芸大HP:https://www.tuad.ac.jp/natsugeidai/