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お知らせ

令和6年度 公開講座・第2回 開催のお知らせ

2024年度公開講座・第2回のご案内です。

 

文化財保存修復研究センターでは、文化財の保存修復と継承や活用について考えるため、2014年から公開講座(無料)を開講しています。

本年度は「芸工大から世界へ―文化財保存修復研究センターの力―」とテーマを掲げ、全3回・オンラインでの開催です。

 

公開講座・第2回は『ハワイの仏教文化財―Aloha Buddhaの世界―』と題しまして、センター研究員の笹岡直美がお話しいたします。

主催:東北芸術工科大学 文化財保存修復研究センター

共催:山形県立博物館

 

◆第2回 公開講座

『ハワイの仏教文化財―Aloha Buddhaの世界―』

【講師】笹岡直美 研究員/准教授

【日時】2024月12月21日(土)14:00~15:30

【参加費】無料

【参加方法】WEB会議システムZoomによるオンライン開催、事前申込必要。

【申込方法】こちらの申し込みフォームからご登録ください。

【申込締切】12月18日(水)※申込後、参加URL等をお知らせ致します。

 

《講座内容》

ハワイは世界的に有名なリゾート地ですが、日系仏教寺院が多いことはあまり知られていません。明治時代、農業労働を目的とした日本人がハワイへ渡り、最も多い時には全島人口の4割を日系人が占めました。その大半が仏教徒だったため、日本仏教各宗派が進出し寺院が建てられ、移民労働者の精神的慰安に仏教は大きな役割をはたしていました。その後、第二次世界大戦中の強制収容という危機がありましたが、現地信徒の支援で寺院は存続しました。本講座では、歴史を証明する仏教文化財がハワイの寺院に多く遺されていることをご紹介します。