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お知らせ

2022年度 公開講座・第3回のご案内(オンライン開催)

2022年度公開講座のご案内です。
文化財保存修復研究センターでは、文化財の保存修復と継承や活用について考えるため、2014年から公開講座(無料)を開講しています。
本年度は「信仰対象としての文化財」とテーマを掲げ、全3回・オンライン・無料での開催です。

第3回は『仏像を観る』と題しまして、センター研究員の柿田喜則がお話しいたします。

主催:東北芸術工科大学 文化財保存修復研究センター
共催:山形県立博物館

 

◆第3回 公開講座
『仏像を観る』
【講師】柿田喜則 教授/研究員
【日時】2022年11月19日(土)14:00~15:30
【参加費】無料
【参加方法】WEB会議システムZoomによるオンライン開催、事前申込必要
【申込方法】申込フォームよりご登録ください。
【申込締切】11月16日(水)
※申込後、参加URL等をお知らせ致します。

 

《講座内容》

仏像には制作された当時の記憶が内包されています。

普段はあまり目にすることのないその内部には先人たちの知恵や技術を垣間見ることができます。例えば、造像に使用する鉋(かんな)や鋸(のこぎり)錐(きり)などの道具は仏像を制作する上でとても重要なものですが、その変遷を見ていくと各時代の制作技法や造形表現にまで影響していることがわかります。またそれは時代背景とも関連し、大変興味深いものです。本講座では、信仰対象である「ほとけさま」を制作者の視点から私見を加え、ご紹介します。