2022年度公開講座のご案内です。
文化財保存修復研究センターでは、文化財の保存修復と継承や活用について考えるため、
2014年から公開講座（無料）を開講しています。
本年度は「信仰対象としての文化財」とテーマを掲げ、全3回・オンライン・無料での開催です。

第２回は『ハギア・ソフィア　イスラム教とキリスト教の共存』と題しまして、センター研究員の佐々木淑美がお話しいたします。

主催：東北芸術工科大学 文化財保存修復研究センター
共催：山形県立博物館

◆第２回 公開講座
『ハギア・ソフィア　イスラム教とキリスト教の共存』
【講師】佐々木淑美　准教授／研究員
【日時】2022年10月22日（土）14:00～15:30
【参加費】無料
【参加方法】WEB会議システムZoomによるオンライン開催、事前申込必要
【申込方法】申込フォームよりご登録ください。
【申込締切】10月19日（水）
※申込後、参加URL等をお知らせ致します。

《講座内容》
キリスト教の大聖堂、イスラム教のモスク、無宗教の博物館、そして再びモスクへと転用されてきた歴史的建築には、異なる宗教が共存しているがゆえの美しさと保存の難しさがあります。佐々木淑美が実施した約10年にわたる調査の成果をもとに、その特徴と保存修復の取り組みについてお話しします。