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夏芸大「実用!?縄文人骨セミナー」

東北芸術工科大学が社会人向けの夏講座を開催します。 文化財保存修復研究センターから骨マニアの研究員が講座を受け持ちます。 この機会にぜひ、考古学の世界を覗いてみてはいかがでしょうか。

 

「実用!?縄文人骨セミナー」

考古学:青野友哉教授

 

日本人はどこからやってきたのでしょう? 答えは私たち自身の骨格や歯の形が教えてくれます。 本講座では本物の縄文人骨に触れながら、人体の構造と骨の形との関係や年齢・性別の見分け方を理解していただきます。 その上で食生活や病気、死因といった骨からわかる縄文人のライフサイクルについてお話しします。 考古学と形質人類学の複合領域である「骨考古学」についてどなたにでもわかりやすい言葉と内容でお話しいたします。 講義だけではなく、実際に骨を並べ、スケッチをするなど手を動かしながら学ぶことができます。 縄文好き・歴史好きな方などどなたでもご参加いただけます。 中でも埋蔵文化財専門職員・博物館学芸員・鑑識官・歯科医師・整体師・美術教員・芸術家など本格的に「骨」について学びたい方、仕事に活かしたい方にも満足いただけるプログラムです。

 

【プログラム】

1. 演習:骨格標本を並べてみよう〔骨の基礎知識〕

2. 講義:日本人はどこからきたか〔骨の変化の仕組み〕

3. 演習:有珠モシリ遺跡人骨を観察しよう〔縄文人の骨格〕

4. 講義:人骨発掘時の観察ポイント〔埋葬環境の判別〕

 

開講日:8月26日(月)

(午前)|10:30~13:20

(午後)|15:00~17:50

※午前と午後は同一内容となります。申し込みの際はいずれか一方をお選びください。

参加費用 4,000円 夏芸大

 

(於:東北芸術工科大学)

期間:8月24日(土)~9月6日(金)

申し込み締め切り:8月19日(月)

夏芸大HP:https://www.tuad.ac.jp/natsugeidai/