文化財保存修復研究事業

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研究事業

平成31年度~令和5年度『文化遺産の保存・活用に関する研究』

研究計画

文化財保護法一部改正にともなう文化財行政の基本は、地域の文化財を掘り起こし、活用することにより町の活性化を図ろうというものですが、地域貢献を重要課題に掲げる東北芸術工科大学としても今まで以上にこのことに力点を置いていきたいと思います。地域に寄り添った文化財の保存・活用を基軸に置き、公開を前提にした修復技術を創出してまいります。

センターを構成する研究部門は、歴史遺産(考古学)研究をはじめ、東洋絵画の修復研究、古典彫刻・立体作品の保存修復研究、西洋絵画の修復研究、そして保存修復科学研究の5部門です。プロジェクト研究は、5部門それぞれがもつ課題に即して、保存・活用に関する調査研究・修復技術開発を進めていきます。部門ごとに研究課題は異なりますが、互いに有機的に絡みあう分野でもあり、横断型の研究を展開することになります。個々の研究成果は、ホームページや公開講座、センター紀要や学会誌などで、逐次、公表させていただきます。