埋蔵文化財センターや教育委員会、宗教法人などと恊働し、出土木製品・金属製品・漆製品や伝世石造製品などの保存処理・環境管理を行っている。 さらに、地域に直結する保存処理コンサルタントや専門家向けの公開講座も開催している。また対象資料の構造・材質、劣化状態・要因、保存環境を科学的に調査研究し、修復部門を支援する体制を取っている。 木製品保存処理槽、真空凍結乾燥器や金属製品の各種保存処理材のほか、X線透視画像撮影装置、光学・電子顕微鏡、蛍光X線分析装置、赤外分光分析装置、赤外反射画像装置、恒温恒湿実験槽などの調査・分析用設備を活用している。