東北芸術工科大学 文化財保存修復研究センター
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2008年05月23日

三次元レーザ計測セミナー
レーザースキャナーによるデータ処理技術と
文化財分野の利活用に関するワークショップ

主旨:
 近年の目覚しい三次元計測技術の急速な進歩に伴い、文化財保存・修復、考古学なにおいても、新技術を利用したデジタル記録・保存やレプリカ製作、CGなどへの活用が進んできています。しかし、文化財の現場では、部分的な利活用は行われているが、まだ十分に認知・活用されているとは言いがたい現状です。
 海外では、The Heritage3D projectのように、文化財に関わる研究者や研究機関、企業、計測メーカが連携し数多くの研究事例が紹介されています。残念ながら、日本ではまだこうした集まりが無い状態です。本セミナーを通して、様々な分野の多くの人たちに対してレーザ計測技術を知ってもらうと同時に、各分野間での情報交換や交流を促し、今後とも文化財保存に寄与できる場を提供できればと考えています。



主催:東北芸術工科大学文化財保存修復研究センター
共催:リーグルジャパン株式会社、株式会社守谷商会
日時:2008年6月23日(月)13:00~17:00
       6月24日(火)10:00~16:30
場所:東北芸術工科大学 東京サテライトキャンパス 8階講義室
〒103-0012 東京都中央区日本橋堀留町1-8-13
http://www.tuad.ac.jp/declaration/accessmap/tokyosatellite/

■ 参加費
  無料
(人形町周辺は、昼食事をすることが難しいと思われます。当日、10時まで弁当の受付を行います。)
■ 懇親会
  3000円程度  6月24日(火)17:30-19:30(会場未定)
■ 日程
  6月23日(月)
 
12:30~   受付
13:00~   開会
   1.データプロセッシング
マルチステーションアジャストメントの使い方
ポリゴンデータの作成方法(Triangulate scan、Plane triangulation、Polar triangulation)の使い分け方と作成方法
ポリゴンデータのマージ処理(各計測したデータを一つのポリゴンデータにする方法)
テクスチャーマッピングと任意の画像(後に撮影した写真など)を貼り付ける方法
   2.データ処理(応用例)
GIS・グーグルデータへのデータ活用方法
特にグーグルアースに計測データを載せる方法
13:00~   開会

  6月24日(火)
 
9:30     受付開始
10:00-10:10 開会挨拶
10:10-10:30 東北芸術工科大学文化財保存修復研究センターについて
       (松田センター長)
10:30-11:00 東北芸術工科大学における計測活動報告
       (岡本嘱託研究員)
11:00-11:15 休憩
ソフト紹介
11:15-11:30 「Rapidform」 Rapidform Japan
11:30-11:45 「PointoolsView」GEOKOSMOS Japan
11:45-12:00 「PHIDIAS-MS」株式会社みるくる

--文化財の計測・レプリカ作製の事例紹介--
 13:30-14:00 ㈱計測リサーチコンサルタント 西村正三氏
 14:00-14:30 ㈱サンキ 横山薫氏
 14:30-15:00 立命館大学 衣笠総合研究機構 特別招聘教授 高瀬裕氏
 15:00-15:15 コーヒーブレイク
 15:15-15:45 増田文物工作隊 増田啓氏
 15:45-16:15 総合討議
 16:15-16:20 閉会

懇親会 17:30-19:30 東京駅周辺を予定

■ 参加申込
  E-mail、電話、ファックスにて受け付けます。
下記の内容をご連絡ください。
 ・氏 名
 ・所 属
 ・連絡先
 ・参加内容:ワークショップ(2日間、1日目、2日目)
 ・24日懇親会に参加(する・しない)

 
【申込み・問い合わせ】
 東北芸術工科大学文化財保存修復研究センター
 山形県山形市上桜田3-4-5
 TEL:023-627-2204 FAX:023-627-2303
 E-mail:iccp@aga.tuad.ac.jp

本セミナーは、文部科学省私立大学オープン・リサーチ・センター整備事業(平成17~21年度)
『地域文化遺産の循環型保存・活用システムに関する総合的研究』の私学助成を得て行われます。
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