東北芸術工科大学 文化財保存修復研究センター

Tohoku University of Art and Design,
Institute for Conservation of Cultural property

主な取り組み

受託研究事業

当センターでは行政機関(国、県や市町村)や寺社、美術館、博物館といった公的機関などの依頼に対して、文化財に応じた各専門分野が修復に取り組んでおり、保存科学や美術史などとも連携しながら、地域や環境に基づいた保存の手助けができるよう受託研究事業の展開を目指しています。

研究事業

寒冷地域における文化財の保存修復に関する研究

近年、文化遺産、とりわけ世界遺産については保存と活用が強く問われるようになってきました。そして、世界遺産登録された遺跡・モニュメントなども広く公開されていますが、屋外露出という状況のもとで劣化というリスクを背負いながら公開を余儀なくされている例も決して少なくありません。遺跡を露出保存するにはいくつかの課題があります。一つは、遺構に侵入する水の処置問題ですが、寒冷地においては凍結・融解の繰り返しによる劣化現象がさらに難題となっています。東北・北海道地域における文化財の保存は、過酷な環境条件に対応する保存材料や技術の開発が重要な課題となっています。

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文化財レスキュー活動

東北地方・太平洋沖地震では多くの文化遺産も破損や水損等の被害を受けました。文化財は当該地域の歴史・文化を伝えるだけでなく復興への精神的な力となり得るものです。東北地方の文化財保存修復の拠点となるべく活動を続けている当センターとして可能なこと、なすべきことを迅速かつ冷静に判断し、被災文化財のレスキューを進めています。

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